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秦野 鍋割山 [写真]

2009年9月20日

鍋割山

シルバーウィークという言葉は今年初めて聞いた。
テレビで「定着してきましたね」と話しているを聞いてさらに驚いた。
私の周りでは世間から取り残されているのかと。

さて、そのシルバーウィークで明日は最高の天気になるとの予報があったため、
それではと、かねてより富士山の撮影に狙っていた鍋割山に向かうことにした。
高さは1,272m、ガイドには5段階中、体力は3、技術は2と書いてる。
中級者向けと書いているので初心者の私にはちょっと自信が無い。
まあマイペースで進めば達成できるかと多少不安になりながらも出発した。
複数のレンズを持っていくのはあきらめて、
17-85mmのズーム一本に絞り込む。

横浜7時21分発の相鉄線に乗り、海老名で小田急に乗換える。
渋沢に着いたのは8時29分。8時46分のバスに乗り、大倉バス停には9時頃に到着。
周りの人々は本格的な登山の格好で、準備運動を始めている。
取り合えず見よう見まねで運動をして、おにぎりをほおばって、
大倉屋横の道へ向かって歩き始める。

<大倉バス停>
バス停に隣接して、ビジターセンターや山岳スポーツセンターが建てられている。
寄る間もなく向かったので、何をしている施設か良くわからない。
(1)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9054.jpg

<県立登山訓練所>
かつて登山訓練所だった施設が見えてきた。
(2)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9089.jpg

<木のトンネル>
鍋割山へのルートは距離にして3分の1ほどが林道になる。
山が目の前に現れたり、ブナのトンネルになったり、上高地もどきの景色になったりと、
単なる林道でも、意外と景色が楽しめた。
(3)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9118.jpg

<本沢>
林道の途中から沢の音が聞こえて、勘七沢・二俣辺りで目の前に現れる。
本沢は、勘七沢から少し先に進んだ所にある。
(4)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9125.jpg

<ミズヒ沢>
ここからが本格的な山登りになる。
右側へ向かうとミズヒ大滝があるという。
滝の写真も撮りたかったが、時間も三脚もなく、行ってきたというおじさんが、
「道があまり整備されていなくて悪かった」とも言っていたので止めた。
木の橋を登っていくと、いきなり道が無くなる。
どこへ向かえばいいのか悩んでいると、斜め上から人が降りてきた。
ここはちょっと沢を登らないと登山道がつながっていない。
(5)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9128.jpg

<植林帯の登り道>
ミズヒ沢から急坂を登るときれいに植林された林に出る。
しんどくなければいい景色なのかもしれないが、この辺りから体力が落ちてきた。
(6)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9141.jpg

<後沢乗越 (うしろざわのっこし)>
さて、問題はここからである。
先が読めないというのは、心理的ダメージが大きいというが、
それにも増してこの心臓破りの坂は体力の90%以上が失われた。
ずっとこのような坂を1時間30分(ガイドでは1時間10分)以上、
登り続けないといけないのだ。しかも途中で水が無くなった。
ペットボトル2本は持っていこう。
(7)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9158.jpg

<鍋割山荘>
ついに頂上に着く!
もちろん名物の鍋焼うどんを食す。残念ながら疲労が激しくて味がよく分からなかったが、
恐らくとても美味しかったのだと思う。これだけの具や水を運ばれた人々に感謝する。
(8)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9223.jpg

<富士山-1>
ただ景色は素晴らしい!天候を狙って来た甲斐があった。
富士山の壮大な姿が目の前に!
丹沢山系を前景に見ると、いかに富士の山が高いのかが分かる。
<9>EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9209.jpg

<富士山-2>
何なんでしょうね、この山。完璧なまでも神々しい形をしている。
富士山が日本人の意識に与えてきた影響はあらゆる範囲に及ぶが、
ただ私のようなほんの一個人が受けた感動の積み重ねを考えると、
どのような神でも匹敵できないのではないかとも思える。
<10>EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9200.jpg

<相模湾方面の景色>
真鶴半島とその向こうには伊豆半島が見える。
市街は小田原市と思われる。
<11>EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9190.jpg

<鍋割山稜-1>
少し鍋割山荘でゆっくりし過ぎた。
芝生に横になって、汗まみれになったシャツを乾かしていたら、
1時間以上ものんびりしていた。慌てて金冷しに向かって歩き出す。
予定では塔ノ岳も登って、大倉尾根を下りるつもりだったが、
時間と体力を考えて塔ノ岳はあきらめる。
鍋割山稜はとても気持ちがいい道だった。
ただそれは思い違いをしていなければの話。
なぜか山荘から金冷しまでは15分程度で、しかも下りと思い込んでいたので、
行けども行けども現れない立て札や登りに、イライラが募り募り歩いてしまった。
(12)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9250.jpg

<鍋割山稜-2>
おそらく蛭ヶ岳。鍋割山稜で景観が開けた場所から写す。
(13)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9252.jpg

<金冷し(きんひやし)近く>
ようやく金冷しにたどり着き、大倉尾根を下る。
少し下ったところに素晴らしい景色が見える場所があった。
この道は石が崩れた道が多くて下りはちょっと怖い。
(14)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9274.jpg

<塔ノ岳>
後ろを振り返ると塔ノ岳頂上にある尊仏山荘が小さく見える。
(15)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9290.jpg

<花立山荘>
今回最後の富士山の雄姿。
(16)EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
IMG_9297.jpg

ガイドによると往復6時間とあるが、約8時間かかってしまった。
のんびり歩いたという気持ちは無いのだが・・・

今回は、体の不思議を感じた一日であった。
心臓のドキドキが頭に来る前には休みつつ、一歩一歩足を進めていったが、
途中で膝はガクガク、足は上がらなくなるわ、2月に痛めた腰も痛くなるわ、
視線も含めて全神経を張り詰め続けた登山となった。
途中、下る場面ではナチュラルハイになったのか、
ちゃんと着地する場所が見えてきたり、足もさっさと歩けるようになったりと、
限界と希望の間を頻繁に味わった気がする。
大倉屋が見えてきたときは、無事に戻ってきてホッとした。
ただ一番の後悔は、広角レンズを持ってこなかったことだ。
景観が良かっただけに残念である。

初心者のためにかかった時間を掲載する。

時間    ポイント TTL時間 ポイント毎の時間
09時20分 大倉バス停発
10時28分 研修所 1時間8分
10時33分 七沢 1時間13分        5分
10時58分 ミズヒ沢 1時間38分      25分
11時21分 後沢乗越 2時間1分      23分
12時36分 鍋割山荘 3時間16分     1時間15分
13時51分 出発 4時間31分        1時間15分
14時36分 金冷し 5時間16分       45分
17時15分 大倉バス停着 7時間55分   2時間39分
※下りは花立山荘、堀山の家と見晴茶屋の3箇所で休憩

■追記
帰りのバスが混雑していてうんざりしていた所に、小田急が事故で上下線共に止まっている。
つい先ほど事故が発生したようだ。1時間以上待たされた。
ようやく動き出した電車に乗り、鶴巻温泉の弘法の里湯に行く。
湯としての感触は、前回の伊勢原温泉の方が良かったし、
風呂から上がって涼しい場所が無くて、また汗をかくことになってしまった。
ようやく帰路についたのは20時頃。帰りの電車はまだダイヤが乱れていた。
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aloalo

これから空気も澄んできて、気持ちいいんでしょうね。
シルバーウィーク、私は渋滞にはまってました。
by aloalo (2009-10-17 12:32) 

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